みなさん、お疲れ生です!タカアシストです。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。嬉しすぎて今にもサンバを踊り出しそうです。

なぜ、職場にユーモアが必要なのか?

いきなりですが、みなさんは職場の上司や同僚、部下とのコミュニケーションに満足していますか?

ある企業の20〜50代の男女400名を対象にした調査によると約4割の人が職場のコミュニケーション満足していないと言う調査結果が出ています。

私自身もどちらかといえば4割の人の仲間です。1日の中で職場で過ごす時間は厚生労働省の調査によると平均7時間42分だそうです。

1日の1/3は職場にいることになります。これを長いと感じるか短いと感じるかは個人差があると思いますが、私はとても長く感じます。そんな長い時間を共有する職場の人とのコミュニケーションが不十分だとストレスの原因になります。

そこで、ユーモアの登場です。ユーモアは共通の話題で笑い合うことで相手とのつながりを強化したり、ユーモアを交えて会話をすることで親しみやすさが生まれ距離を縮めることができるようになります。つまり、相手とコミュニケーションが取りやすくなります。

職場でユーモアを取り入れることで、相手との気楽なコミュニケーションを取ることができるようになり、職場でのコミュニケーション不足を解消することができるのではないかと思います。

ユーモアが職場にもたらす力

ユーモアが職場にもたらす効果には何があると思いますか?

ここからは、仕事上でユーモアを用いることでもたらされる4つの効果について紹介していきます。

ユーモアが持つ力

ある研究によると、ユーモアを用いた人とユーモアを用いらない人を比べると、ユーモアを用いた人の方が相手からの評価が高くなることがわかっています。仕事上でユーモアを用いることで、相手から地位が高く、知的に見え、有能な人であると評価される可能性が上がります。また、ユーモアを言うことで相手に覚えてもらいやすくなります。よく考えてみれば、無難なことしか言わない人よりも、面白いことを言う人の方が記憶に残りやすいと思いますよね?相手に自分のことを認識してもらう時にも、ユーモアは非常に役立ちます。

つながりを生む

他人と笑い合い楽しい時間を共有することで絆や団結力が生まれ、相手とのつながりを生むことができるようになります。また、他人と笑い合うことで「この人は面白い」「一緒にいて楽しい」と感じてもらえるようになり、それが自分への信頼感につながります。

他人と笑い合ったことはその場限りの思い出ではなく、長い間記憶に残ります。長い間相手の記憶に残ることで相手とのつながりを長期間維持することができます。

みなさんも誰かと笑い合ったことを思い出してみてください。昔の出来事でも思い出すことができると思います。これと同じように他人と笑い合ったことは長期間自分と相手の記憶に残り続けるのです。

創造力が高まる

創造力は機能的固着(認知バイアス)を持っているとなかなか発揮することができません。時間がある人は、リンク先からドゥンカーのロウソク問題を解いてみてください。意外と難しいですよ。

この機能的固着(認知バイアス)はユーモアで除くことができます。ある研究では、ドゥンカーのロウソク問題をユーモアに触れてから解いたグループとユーモアに触れていないグループで調査したところ、ユーモアに触れてから問題を解いたグループの方が正解に辿り着くことができた人数が2倍多かったという結果が出ました。

この結果からも、ユーモアに触れて笑うことで機能的固着が除かれ、創造力が高まるということが分かると思います。

ストレスを緩和する

なぜ、笑うことでストレスが緩和できるのかというと、人間は笑うとストレスホルモンであるコルチゾールの値が低下しストレスが減ります。また、筋肉の緊張が和らぎ体がリラックスした状態になるためストレスを感じにくくなる効果もあります。

笑うことは精神面、身体面にプラスの効果があり、とても重要なことです。

まとめ

まとめ

今回は、職場でユーモアを用いることの必要性ともたらす効果について紹介しました。

笑うことにはたくさんのメリットがありますが、1日の中で笑う回数は歳を重ねるごとに減ってしまいます。1日に笑う回数を調べた調査では、幼少期では1日平均300回笑うが、20代では20回。さらに70代では2回にまで減るという報告があります。笑う回数を増やすために日常の何気ないところに笑えることがないか探して日頃から笑う回数を意識的に増やしていきましょう。

参考文献:『ユーモアは最強の武器である』 著者:ジェニファー•アーカー/ナオミ•バグドナス (2022年、東洋経済新報社)