皆さんは、「自分の強みはなんですか?」という質問に答えることができますか?すぐに答えられる人は少数だと思いますので、答えられなくても安心してください。
今回は、誰しも必ず持っている自分の強みの見つけ方について紹介していきます。
今回の記事を読むことで、自分の強みや自分でも知らなかった新しい強みが見つかるかもしれません。ぜひ、最後まで読んでください。
自分には強みがないと思っているあなたへ

ほとんどの人は、自分の強みを聞かれても答えられない、わからないと感じると思います。ですが、どんな人にも必ず強みがあります。
人は、自分のことをちゃんと理解しているようで実は、ほとんど理解できていないそうです。ですので、自分の強みがわからないというのは当然なのかもしれません。また、自分の強みを理解する機会がないということもあると思います。私自身、そのような機会があったことを覚えていません。今回の記事を読んで、皆さんが自分の強みを理解する機会になれたらとても嬉しいです。
自分の強みを理解するには2つの方法があります。では、1つずつ紹介していきます。
自分の強みの見つけ方

信頼できる人に聞く
1つ目の方法は、信頼できる人(家族、仲の良い友人、職場の上司)もしくは普段から気軽に相談している人に自分の強みについて聞いてみましょう。
この方法の注意点は、聞く人を選ぶ必要があることです。どの人に聞くのがいちばん良いのか迷ってしまったら、何人かに聞いてみてその人たちの答えで共通しているものがあればそれが自分の強みであることが多いです。また、普段から他人を批判的な目線で見る傾向にある人には聞かない方が良いです。なぜなら、普段から批判的な目線で他人を見ている人は、他人のダメなところ、悪いところを見つけるプロです。逆を言うと、良いところを見つけることがとても苦手な人ですので、そのような傾向にある人に聞くことは避けましょう。
強み診断ツール「VIA-IS」を使う
この「VIA-IS」は、ポジティブ心理学の創始者マーティン・セリグマン博士、ミシガン大学の心理学者クリストファー・ピーターソン博士という著名人が開発したツールで科学的根拠のある診断ツールとされているようです。驚くことにこのツールは無料で使用できます。
診断方法
- リンクにアクセス
- メールアドレス、パスワードを登録
- 質問に答える。質問数が多いので時間に余裕のある時にすることをおすすめします。(私はすべて答えるのに40分ほどかかりました。)焦らずゆっくり答えましょう。
- 診断結果がランキング形式で表示されます。上位5つが自分の強みになります。
ここで注意してもらいたいのは、下位の強みが悪いわけではないこと。この結果は、「診断」ではなく「自己理解のヒント」ということを頭に入れておいてください。
私も、このツールを使用してみましたが自分でも気づいていなかったが「確かにそうかも!」と思わせる結果があり、自分を理解する機会ができたと思えました。また、この強みをこれからもっと伸ばしていこうと思えるようになりました。
自分の強みを知ることで適職を見つけるヒントにもなると思います。適職を診断するコンテンツも私のブログでは紹介していますので下記の関連記事も読んでください。
まとめ
今回は、自分の強みの見つけ方について2つの方法を紹介しました。
- 信頼できる人に聞く。
- 強み診断ツール「VIA-IS」を使う。
この方法を実践することで、自分では気づけなかった強みを知ることができたり、誰かから「あなたの強みは何ですか?」と質問された時に、自信を持って答えることができるようになると思います。自分の強みを自信を持って言える人はとても貴重な存在なので、良い人間関係を築くこともできると思います。
何か失敗をしたときに自分の強みを理解していることで失敗から立ち直る力も養われます。自分の強みを知ることはとてもメリットが多いので自己理解を深めていきましょう。
もし、失敗から立ち直る考えについて興味のある人がいましたら、おすすめ記事を参考にしてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考文献:『「レジリエンス」の鍛え方』 著者:久世浩司(2014年、実業之日本社)